とある性別違和の記録

自分の性別に違和を感じたわたしが、性同一性障害の診断を経て戸籍変更に至るまでを綴ります

顔面女性化手術・入院初日

前記事で書いたとおり、2022年8月30日にFFSを受けることになりました。

前日8月29日が入院日です。

 

コロナウィルスの恐怖

術前検査の際にも言われましたが、このコロナ禍の中、感染したら入院もできなくなります。入院までは不要不急の外出を控える。当然のことです。ですが、まあそうは言っても外出することもありますよね。

さて、入院1週間前の8月22日の夜、なんか具合が悪いなと思っていたのですが。よく朝起きてみると、なんと微熱が。。

頭が真っ白になりかけました。

ここまで業務も調整して周到に準備してきたのに、これでコロナウィルスに感染してたら全部パーだよ。

恐る恐る杏林大学医学部付属病院の形成外科外来に電話して状況を告げ、判断を仰ぐとともに、急いで抗原検査キットを買いに行き、検査。

陰性でした

もちろん、自前の検査だからちゃんとできてないとか、偽陰性とか、まだ可能性はあるので安心できませんが、とにかく少しは安心材料ができました。病院にもこのことを伝え、最終的には入院前の検査結果次第だけど、多分大丈夫でしょうと言われ。

ただし、喉がやたらに痛いです。なんか微熱も続くし。

あとから思うに、急にサプリを止めたのでビタミン不足で体調を崩し、風邪を引いたんじゃないですかね。熱が出ること自体久しぶりでしたけど、本気でどうしようかと思いました。

 

入院当日

さて当日。

朝一で形成外科外来に行き、本日入院予定のものだと告げると、検査の待機場所に案内されました。

ここから更に検査用の部屋に行き、綿棒を鼻の穴に突っ込まれて検査終了。再び待機室に。

1時間近く待たされましたが、無事陰性が証明されて、晴れて入院決定、手術も確定しました。もうここで陽性だったら仕方がないやと腹を括ってましたが、とにかくなんともなくてください良かったです。

で、入院手続きを済ませて形成外科の病棟に。

入院時の説明もそこそこにお昼ごはん。

ごはん、美味しいです。

わたしそんなに美食家じゃありませんけど、ただでさえ味気ない入院生活の中、ごはんまで美味しくないのは辛いですからね。普通に美味しくてよかった。

 

入院初日は基本的にやることがないので、暇です。

麻酔科の先生、薬剤師の方、医療チームの先生方がいらっしゃってご挨拶だのお話を伺うだのしたり、売店におやつを買いに行ったり、こうしてブログを書いたりして過ごしてました。

大島先生も回診にいらっしゃって。

先生、言うべきことははっきりおっしゃいますけど、物腰が柔らかくて、優しくて、何より男前なのがちょっと嬉しい。あちこちで大島先生は技術力もあっていい先生ですよと伺ったのですが、その上イケメン。いいですねえ。

 

あ、晩ごはんも美味しかったです。

今日はこのあとシャワーを浴びて身ぎれいにしたらもう寝るだけ。

明日は朝から支度をして、いよいよ手術です。