とある性別違和の記録

自分の性別に違和を感じたわたしが、性同一性障害の診断を経て戸籍変更に至るまでを綴ります

性別適合手術・入院1日目

2021年12月02日、入院当日です。

やらかした

はい、朝一からやらかしました。
ちょっと余裕ぶってゆっくり支度をしていたんですけど、前泊したホテルをチェックアウトして、フロントでタクシーを呼んでもらったら、全然来ない……
完全に遅刻です。

実は元々、甲府駅近くのホテルに前泊して、朝は身延線で最寄り駅まで移動の上歩くつもりだったんです。ところが、前夜家を出た時に予想以上に荷物が重いことに気がつき、これは無理だということで、ホテルから病院までタクシー移動に予定を変えました。ただ、タクシーがすぐ捕まるだろうという目論見が崩れ去ったところで、すべての計算が狂いました。
などと言っても後の祭りです。
タクシーの中から遅刻する旨電話して、9時に受付するところ15分遅れで病院に辿り着きました。
いや、交通事情の分からないところでは30分前行動くらいしないと駄目ですね本当に。

PCR検査

さて、病院ではまずPCR検査を受けました。
こちら、県内であれば入院の数日前に検査を受けるところ、県外からの入院ということで、入院当日に検査をする代わりに結果が出るまで入院できません。
ということで、検査終了後10時くらいには病院を後にしました。

お散歩

検査結果が出るのは14時から15時くらいということで、数時間の空きができました。この間どこかで時間を潰さなければなりません。
ところでわたし、実は山好きでして、ホルモン摂取するようになって体力が落ちてからは登らなくなりましたが、山を眺めていると登りたくなるのです。
そしてここは甲府


ということで、山を眺めていました。

それとグラコロの季節が来たのでグラコロ食べたい、お昼はグラコロ、と期待を膨らませていたのですが、なんと病院から最寄りのマクドナルドは徒歩30分以上かかるということで、諦めていました。が、山の写真を撮るのにいいところはないかと歩いているうちに、随分マックに近いところまで来ていたので、いっそここまで来たら歩いてしまえということで


グラコロにありつけました。

入院当日に何をやってるんでしょうね...…

検査結果連絡

そうこうしているうちに、PCRの結果について連絡が来ました。無事陰性でした。万が一ということもあるので実はちょっと不安でしたが、大丈夫です。

麻酔科受診

入院の手続きの前に、麻酔科の受診をしました。主に手術時の麻酔と後遺症などの説明を受けます。
「自費になりますけど硬膜外麻酔を入れますか?」と訊かれたので、お願いしました。絶対痛いはずなので、ちょっとくらいお金がかかっても入れた方がいいはずです。
それと、気管挿管について、救急救命士の実習を受けてほしいという依頼がありました。もちろん、そういった意義のあることに対して協力は惜しみません。

いよいよ入院

さて、いよいよ入院です。
病室(4人部屋)に案内されて、荷解き。
病室についたのが15:30くらいでしたが、16:00からシャワーが割り当てられてるというので、急ぎ説明を受けて着替えてシャワー。明日手術ですからね、綺麗にしておかないと。
何人もの方が入れ代わり立ち代わりいらっしゃいまして、慌ただしくしているうちに晩ごはんです。


書いている今(19:00)すでにお腹が減ってます……まあ、このあと下剤飲んだり明日朝は浣腸されたりするので、お腹にものが入ってない方がいいんですけど。

もう後は寝るくらいですかねえ。明日手術だというのに、我ながら緊張感なさすぎでは? とちょっと心配になってきました。