とある性別違和の記録

自分の性別に違和を感じたわたしが、性同一性障害の診断を経て戸籍変更に至るまでを綴ります

性別適合手術・入院3〜5日目

あんまり代わり映えがしないのでまとめて書きます。

 

食べるか寝るか

正直この2つくらいしか選択肢がなく。

細かく見ていくと色々あるにはあるんですけど、ざっくり言って朝ごはん→お腹いっぱいで寝る→昼ごはん→午後から熱が上がって寝る→晩ごはん→消灯して寝る、みたいな。ああ何という生産性のない日々(入院中ってそういうものでは?)

 

立った

入院4日目、つまり手術から開けて2日目、清拭のついでに「立ってみますか?」と言われて立ちました。立ったんですけれども。

正直数日寝込んだだけで弱った脚と、股間のあまりの痛さに立ったのを後悔しました。いやマジで痛かったんですって。思わず気絶したくらいの勢いでその後寝ました。

さて、とはいえいつか立たねばなりません。聞くところによると明日(入院6日目)には固定具を外すそうで、つまりこれはまた立つことになるんですけど、わたし立てるんでしょうか。

 

ごはんのこと

手術直後の晩ごはんから割と普通の食事が出た話は書きましたが、低残渣食の今、一食およそ180Kcalのようです(180という数字が書かれているので多分カロリーだろうという判断です)。

軟飯というちょっと水分多めに炊いたごはんにおかず3品もしくはおかず2品とデザートという組み合わせ。おかずも普通にお肉だったり魚だったりと野菜の組み合わせで、飽きさせない工夫がされています。

そしてなんと言っても美味しい。これはちょっと目から鱗が落ちました。こんなことを言っては大変失礼かと思いますけど、わたし自身の入院の経験から「病院食は薄味or味付けミスった」のイメージしかなかったので、え、普通に美味しいんだけど!? という驚きの連続で。

 

ただですね、SRSのあとは上体を30度までしか起こしてはいけないという決まりがあるようで(そうじゃない看護師さんもいらっしゃってどっちが正しいの? と疑問符が浮かんでいますが、まあ、ダイレーションが刺されっぱなしらしいですしあまり上体を起こすと響くのは想像つきます)、その体制だとそもそも食べること自体が大変不自由ですし、体力も減ってるので、せっかくの美味しいごはんを半分くらい残してしまうのが悩みのタネでして。

自分でもごはんを作るので分かりますけど、せっかく作ったごはんは食べきってくれると嬉しいですよね。

わたしもなるべく頑張ります。

 

明日

さて、上でも書いたとおり、明日は固定具やら麻酔やらが外されるようです。

硬膜外麻酔は今日夕方から既に量を減らされています。そのせいかどうか、今夜はちょっと傷口が痛い気がします。

明日、気絶しないといいな……